北朝鮮の核実験の中止と核兵器廃絶を求める決議

 平成21年5月25日、北朝鮮政府は地下核実験を実施したとの声明を発表した。
 平成18年10月に続いての今回の核実験は、国際連合安全保障理事会決議に反する行為であり、国際社会の平和と安全を著しく脅かすものである。また、品川区議会が、前回の核実験の際に抗議した「北朝鮮の核実験の中止を求める決議」を無視するもので、断じて許されるものではない。
 品川区は、昭和60年に非核平和都市品川宣言を行い、「いかなる国であれ、いかなる理由であれ、核兵器の製造、配備、持込みを認めない。持てる国は、即時に核兵器を捨てよと」核兵器の廃絶と恒久平和確立を全世界に訴えてきた。
 北朝鮮の度重なる核実験は、全世界の核兵器廃絶と平和を希求する願いを踏みにじるものである。
 よって、品川区議会は、再度、北朝鮮の核実験に抗議し、核実験の中止と核兵器廃絶について強く求める。
 以上、決議する。

平成21年5月28日

品 川 区 議 会