品川上空を飛行する羽田新飛行ルート計画決定に関する決議

 品川区議会では、本年3月26日の定例会本会議において、「品川上空を飛行する羽田新飛行ルート計画に関する決議」を全会一致で可決し、現計画の再考を強く求めている。
 品川区は、7月30日に開催された関係区市連絡会で、区民の不安の声と品川区議会の全会一致の決議を踏まえ、落下物対策、騒音環境軽減に向けた更なる取り組みと、区民への丁寧な説明、周知の継続実施、また、現飛行ルート案を固定化することがないよう取り組むことを強く求めた。国からは、「飛行ルートのあり方については、騒音軽減等の観点から継続的に検討して参りたい」との回答があった。
 国土交通大臣は、8月8日、羽田新飛行ルート計画の正式決定に関する発表を行った。その際、大臣は、「いただいた御意見・御要望をしっかりと受け止め、丁寧に対応する旨回答いたしました」と発言した。
 品川区議会は国土交通省に対し、区民の不安払しょくにつながる効果的な対策の実施と、早急かつ具体的にルートの再考および固定化を避ける取り組みを示し、実行に移すことを強く求める。
          
 以上、決議する。

令和元年9月20日

品 川 区 議 会