平成30年5月29日、品川区議会第一回臨時会において、松澤利行議長に対する不信任動議が可決した。
議会における議決は重い。改めて品川区議会は、松澤利行議長の辞職を強く求める。
不信任が可決されてからこの間、再三にわたる議長辞職勧告に対し、7月11日現在、議長辞職の意志を示していないばかりか、議決の重みを理解しようとせず、「辞職しない」という発言に終始している。
議会空転が危惧される中、平成30年第二回定例会は副議長進行により閉会を迎えようとしているが、議会における議決の重要性を考えるのであれば、現議長のもとでは、議会等への出席に応じることが出来ないことはいうまでもない。
しかし、我々議員は、選挙により負託を受け、選出されている区議会議員である以上、区民生活に直結する多くの議案審査や多くの課題を解決していくことが議員として最大の職責であり責務でもあり、議会に出席した。
本日、議会の混乱を打開するべく、全員協議会を議長自ら開催を呼びかけたにもかかわらず、今後の議長としての政策ビジョンも示されることもなく、あろうことか、「悪いことはしていないので議長辞職には当たらない」という議長自らの発言に対し、再度、議長選挙を行い議員の意思を問う事についての提案に応じず、真摯な回答もなく自己弁護に終始していた。
我々は、松澤利行議長に対して、関係会派などと、信頼回復をするよう、再三促してきたが、一切それに応じることなく、現在に至っている。
この状況で議長を続けても、円滑な議会運営が行われるとは到底考えられず、議会の正常化のため、本日付で、松澤利行議長の辞職を求める。
以上、決議する。
平成30年7月11日
品 川 区 議 会