北朝鮮の核実験の中止と核兵器廃絶を求める決議

 平成25年2月12日、北朝鮮政府は地下核実験を実施したとの声明を発表した。
 平成18年10月9日、平成21年5月25日に続き、3度目となる今回の核実験は、本年1月22日に全会一致で採択された国際連合安全保障理事会決議2087号をはじめとする一連の国連決議等に反する行為であり、国際社会の平和と安全に対する重大な脅威である。
 品川区は、昭和60年に非核平和都市品川宣言を行い、核兵器廃絶と恒久平和確立を全世界に訴えてきた。また、品川区議会は、過去2度の核実験の際にも抗議の決議を行ってきたところである。しかるに、繰り返される北朝鮮の行為は、我々はもとより全世界の核兵器廃絶と平和への願いを踏みにじるものであり、断じて許されるものではない。
 よって、品川区議会は、度重なる北朝鮮の核実験に対し厳重に抗議し、核実験の中止と核兵器の廃絶を強く求めるものである。
 以上、決議する。

平成25年2月22日

品 川 区 議 会